中央線に乗って考える

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ポリコレ以前に、使ってはいけない言葉。

ポリコレ、ポリティカル・コネクトレスという言葉が一般化してきつつあり、差別的発言に対して、より強く批判されるようになってきた。

これは、政治的にも世の中的にも正しいことだと思う。

 

が、しかし、一方で放置されている言葉がある。

「死ね」「殺す」などの強い言葉。

放置されてきたと言っては、親や、教師に失礼になる。が、しかし世の中的には、やはり放置されてきたと言うしかない現状だと思う。

 

個人的な意見を言うと、私は北野武の任侠映画は観ないし、世代的にはビーバップやろくでなしBLUESの世代だが、何の面白味を感じなかったし、嫌悪感があった。

それは、やはり「死ね」や「殺す」などの言葉が、簡単に使われていたからだと思っている。作者は、それぞれのキャラクターが覚悟を持って使っているというのかもしれないが。

 

私は、このような強い言葉は、放送禁止用語でいいのではと思う。まあ、作品中であるのなら許容する立場ではありますが、ダウンタウンのような芸人が一般公共放送で使うことが良くないと思っています。

 

この言葉は海外では「FUCK」であり、放送禁止用語でもあるわけです。

卑猥で、下品な言葉なのです。「死ね」や「殺す」は、「ち○ぽ」「ま○こ」と同レベルなものとして、公共放送では控えるべきものにしたほうがいいと思うのです。

 

聞き慣れない言葉なら、安易に使うことはなくなります。

逆に、聞き慣れてしまうと、簡単に「死ね!」などと発声しなくとも頭の中で唱えてしまう。それは、私も例外ではないのですが。

 

私は中学時代に、「○○氏す」(○○はいじられキャラの生徒名)と黒板に書いた生徒が、顔を真赤にし目に涙を浮かべた教師にビンタされたのをみた経験がある。

このような強い言葉は、匿名掲示板だとしても使用する言葉ではないのではないでしょうか。使ったら逮捕されるではなく、使ったら恥ずかしい言葉になって欲しいと願う、今日このごろでした。