中央線に乗って考える

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FXを始めてみた

FXは、10年前に一度やってみたが、そのときは「これはギャンブルでしかない」と、一瞬で辞めてしまった。確か、数分で1万円近く儲けたが、パチンコよりひどいものだと感じたからだった。

その後は、株を少しやったり、人気のある投資信託を気が向いたら購入するぐらいで、投資にあまり興味はなかった。

しかし、昨今の庶民の景気は回復しないまま、株価だけ上がる現状においては、資産運用するしか貯蓄が増えないため、本格的に投資を始めたのです。

FXを再度始める切っ掛け【FXによる為替ヘッジ】

海外の投資信託やETFを多く持つと気になるのが為替リスク。円安ドル高時に購入した米国投信が、円高ドル安になると、円から見て相対的に価値が下がってしまうというリスク。これを回避するために、予めドル高時にドルを売っておく。円高ドル安になった時に安くなったドルを買い戻すと差額が貰えます。

これが、為替ヘッジというもので、これをFXを使って行うのです。

例えば、1ドル110円の時に、11万円分のドル資産を購入する。そのドル資産は1000ドルの価値がある状態です。これが、1ドル105円の円高になってしまった時、1000ドルの価値のある資産は、日本円に換算すると10万5千円となって、5千円マイナスになってしまうのです。

これを回避するために、予め1ドル110円のときにFXで1000ドルを売りポジションで持っておくのです。すると、105円になったときに+5000円をゲットできるので、為替差による損失を回避できるのです。しかもFXは25倍のレバレッジがかけられるので、1000ドルを売りポジションで持つには4,400円あれば良いのです。まあ、手数料とか逆に円安に進む時のリスクを考慮すると、証拠金は3倍の12,000円ぐらいはおいておいたほうがいいのですが。

実際に為替ヘッジできたが、少し微妙。

今年の8月に、実際に米国ETFを10万円程度持っていたので、1000通貨分のドル売りを実行していました。そして、FRBの利下げでドル安に振れたのですが、為替差損より米国ETFの目減りのほうが大きくて為替ヘッジの成功が意味のあるものに思えませんでした。

むしろ、為替の動きが読めていたのに、なぜFXでもっと稼ごうとしなかったのかという後悔が大きくなってしまった。

FXの勉強

チャート分析など少額のトレードを行いながら、勉強を進めていますが、やはりデイトレード的なものは、自分には向いていないようだ。

為替ヘッジでプラス益になっていたFX口座でしたか、自分でトレードをし始めた10月に一気にマイナス損失に。

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11月にプラス益になっているのは、FRBの最終利下げを受けた後の反発を狙って大きくトレードすることができたからですが、デイトレードはちょっと向いていない。

ただ、しばらくの間、毎日トレードしてみると、どういうときに、値動きがあるのかわかってきます。

まだまだ、FXは勉強中ですが、積立投資のサブの投資として、少しはやっておくことをおすすめします。

 

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