遅くてしょうがないから、ちょっとみて欲しい送られてきたiMac。
最近のiMacは、こんな外箱なのね。
てか、ちゃんと箱をとっておくなんてすごい!私だったらこんなでかい箱、すぐに捨てるけどな。
キーボードやマウスもしっかり収納されている。
が、汚い!!
タバコのヤニでホコリがこびりついて、一度拭いた形跡はあるが・・・。
そこに、電話がかかり、「サッカーボールの方は全く動かなくなって、野球のボールの方は少しは動く」と。(何を言ってるんだこいつは?と思ったが、すぐにアカウントのアイコンだと認識したw)
で、できたら、サッカーボールの方に統合して欲しとのこと。まあ、メールとインターネットとiTunesしか使っていないらしいから、依頼内容は簡単だ。
起動して驚く!こんな遅いとは・・・。
立ち上がりは、3〜5分ってところか。まあ、そういったことはあるよね。
野球ボールのアイコンのアカウントを選択。
で、コーヒーを飲みながら、どれどれと。
ん?
ん?
なんだ!何かをクリックするたびに、レインボーカーソルになり1分以上待たされる。
容量不足?ハードディスクの空きは900GBもある。
基板か?それともハードディスクか?
これは、初の吸盤での開閉ができるか!?
一度やってみたかったんだよね。
まずは、外付けHDDにOSを入れて動かしてみよう。
いきなり自分のネットワーク内に接続させるのは怖いので、USBにOSXを突っ込んだインストーラーを作成。
インストーラーを起動。
余っている外付けHDDを初期化して接続、OSXをインストール。
(結構、普通に動作している。やはり内蔵HDDが怪しい?)
「この情報をMacに転送」で、内蔵HDDのユーザーデータを転送。
時間はかかったが、無事データは移行完了。これで、データのバックアップは完了ですね。
外付けHDDの方から起動してみると、快適に動作するではないですか!
やはり内臓のHDDの問題か?
内蔵HDDの状態はどうなのか?
3年経っているのHDDなので交換をしようと考えていたが、このiMacからモニターが外しづらくなったらしいので(マグネットではなく両面テープに)、HDDの交換はできれば回避しようという方向に変更。
ディスクユーティリティーでは、問題ないと言っている。なので、とりあえず0フォーマットを3回に設定してフォーマット。容量は1TBなので、0フォーマット1回5時間、計15時間かかった。
本当かどうかは解りませんが、0フォーマットをかけると、不良セクタの解消になるらしい!?
0フォーマットでHDDの状態は快適に!
0フォーマット×3回の完了後、OSをインストールし、外付けHDDにバックアップしたユーザーデータを移動。
快適な動作の状態に戻った。
まあ、原因は過度なOSのバージョンアップだろうね。
ライオンの壁紙が入っているということは、10.7から現在の10.10まで3回も上書きバージョンアップいているからだね。
アクセス権の修復でも、ある程度解消したかもしれないね。
でも、使っているアプリは、純正のメーラーとブラウザ、iTunesぐらいだ。それでここまで動作がおかしくなるってのは、どうなんでしょうね?
まとめ「Macが遅くなったら」
遅くなったら、根本的に治すのが一番はやい!
やはりOSは、クリーンインストールしたほうが快適。
ということで、作業のまとめ。
1. 怪しくなったら外付けHDDにOSインストールして、ユーザーデータも移動し、そちらから起動できるようにする。
(本当は常にTimeMachineで外付けHDDにバックアップしておけば、この作業はいらない。)
2. 内蔵HDDに、0を書き込むフォーマットで修復を試みる。
(HDDがダメそうなら新しいものに替える。ダメなHDDならOSインストール中に問題が起きたりします。)
3. 内蔵HDDにOSをインストールして、外付けHDDからユーザーデータを移動する。(外付けHDDのデータの消去とTimeMachineとしての運用は、しばらく様子をみてからね。)
以上!3ステップです。まあ、非常に時間のかかる作業ですが。
私のMacでしたら、ADOBEのソフトなど再インストールしないといけなかったりと、入れているソフトによってはかなりの手間ですが。
まあ、Appleも良くないよね。
新しいOSがでると、上書きインストールの危険性をあまり言わずに、新OSを薦めてくる。
知識のない人たちにOSの上書きバージョンアップを何度も繰り返させるのは、いかがなものでしょうか?