最近は紙面だけでなく、テレビCMでもよく見るようになった「丸明オールド」。
通常の明朝体は、漢字の横線の右端、曲り角の右肩に三角形の山があるのですが、それを丸にしたのが特徴の「丸明オールド」。
やさしさなどのイメージを与えたい時に使いたいのですが、かな文字がオールド体でクセがありすぎるのがちょっと・・・。
漢字が特徴なのに、クセのあるかな文字がまず目に入ってきてしまい、いまいち使いづらい(私感)。
2007年にかな文字違いのファミリーが出ていますが、かな違いでまた36,000円出すのはちょっとね。
そこで、合成フォントを作って使っています。
「うつくし明朝オールド」のかな文字との合成。そこそこいいバランスではないですか?
合成フォントその2、明朝じゃなくても?
モリサワ「丸フォーク」の角の丸さとすっきり感が、マッチしてませんか?
Illustrator(CS6)での合成フォントの作り方
1. 書式から、合成フォントを選びます。
2. 新規を選びます。
3. 適当に名前を付けます。
4. 使いたいフォントを選んでいきます。
サイズやベースライン、縦横の比率も微調整できます。
5. セットが完成したらOKを押して出来上がり。
合成フォントが、選べるようになっています。
お気に入りの合成フォントの紹介
雑誌「おかずのクッキング」の紙面で使われていた合成フォントを再現したものです。
会社には無いかなフォントが使われていたので、わざわざ購入してもらいました。
「イワタ明朝体オールド」と、欣喜堂「KO はやと M」の合成です。
「はやと」は1,500円ですが、「イワタ明朝体オールド」は1万円ぐらいするのかな?