MacBook Pro 13インチは、仕事に使えるかの考察。

仕事環境の整理

「仕事に使えるか」といっても、どのような仕事なのかで変わってくる。
私の場合はイラレで数十ページのパンフが制作できるかどうか、チラシやポスターが制作できるかどうか。

CPUに関しては下記の記事で検証した結果、最近のMBPなら問題なさそうだ。

メモリーは、現在使っているMacProには32GBも積んでいますが、OSとアプリで10GB程度しか使っていない。なので、16GBあれば十分ではないかと考えています。(映像編集はしないし、仮想PCを立ち上げたりするわけではないので。)

よってPCとしてのスペックは最新のMacBook Proなら問題ない。

あとは、使い慣れたキーボードとマウス、それと普段使っているモニターが使えることぐらいだろうか。そうなると気になるのは各接続ポート。

 

Thunderboltしかないのに使えるのか?

さて、現行のMacBook Proを検討する時、問題に感じるのはポートの少なさだ。
2018年モデルTouch Bar付きではThunderbolt 3(形状:USB-C/USB3.1と兼用)が4ポートではあるが、Touch Bar無しモデルは2ポートしかない。

これは、Thunderboltが、SCSIやFireWire(IEEE 1394)などと同じデイジーチェーンという機器を数珠つなぎできる規格であるということだからだろう。

こういったポート事情があることを踏まえ、MacBook Proを現状のMacProと置き換えることが可能か検討していきます。

 

キーボードとマウス

まずは、キーボードとマウス。これはThunderbolt 3ポートがUSB3.1ポートでもあるので問題ないと思われますが実際どうなのだろうか。この兼用ポートはUSBを挿せばUSBとして働き、Thunderboltを挿せばThunderboltとして働くようだ。これはMacBookに直接機器を接続する場合の話である。

では、Thunderboltのデイジーチェーン内にUSBを接続することは可能なのか。下記のLACIEのページを読むとそれは可能のようだ。

https://www.lacie.com/jp/ja/manuals/bolt3/daisy-chain-and-power-delivery/

数珠つなぎのThunderbolt機器の最後にUSB機器をつけることが可能のようだ。最後につけるUSB機器をUSBハブにすれば、キーボードとマウスは接続できる。

 

モニター

モニターに関してもUSB3.0 to HDMIの変換ケーブルが購入可能。HDMIだけではなく、DVIやVGAもあるのでThunderboltモニターが必須というわけではない。

 

有線LAN

LANに関してもUSB変換機があるので有線接続も可能ではある。しかし、無線LANは高速化しているので、電波障害やWi-Fiルータとの相性もありますが、オフィス内での機動性を考えると無線も検討したい。

しかし、TimeMachineはどうするか。仕事上、1ファイルのデータ量が1GBを超えるものもある状態で無線LANは問題ないのだろうか。

実際にはいろいろやってみればよいのだろうが、仕事で使うので確実性とスピードは重要であるので、TimeMachineは高速なストレージにThunderboltかUSB3.1で保存するとしたい。そのストレージを外しているWi-Fi通信時は、保存先がない場合にローカルドライブ一時的にバックアップをとるローカルスナップショットという仕組みを活用できそうだ。

以前、無線と有線の同時使用でうまく行かなかったことがあり同時使用を敬遠していましたが、ネットワークの優先順位を決めるということをしていなかったのが原因だったようで、無線と有線のうまい使い分けはできそうである。

 

ストレージ

内蔵SSDを1TBや2TBまで増やせるようだが、かなり高額だ。購入するMacBookでは、500GBのSSDで良いかと思う。そして、外付けとして500GBのSSDをRAID0で4枚など、もう少し低価格で揃えたい。

ただ、以前から実験として用意しているNVMe SSDを、Thunderbolt 2や3、USB3.1 Gen2などの高速な接続で実際の速度を測ってみたい。

 

 電源

さて、残りは電源である。

必要なものはUSBハブ1つで全て繋がりそうなのでポートの専有は1ポートで済みそうだ。なので電源は、空いているポートに付属のケーブルを挿せばOKではある。

そしていろいろ調べた結果、電源供給できるハブもあることが判りました。そういうものを使えば、MacBookにケーブルを1本挿すだけで電源も含め全て完結することも可能です。

しかし、供給できる電力に違いがあるので、Macの電力を調べて置く必要があります。

MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 4)
MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2018, Thunderbolt 3ポートx 4)

上記のものは61WのUSB-C 電源アダプタがついてくる。

 

まとめ

いくつか必要なハブやアダプターは必要そうではありますが、十分仕事に使うると思われます。あとは実際に使ってみなければわからない。

ということで、購入してもらいましょうかね。

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